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【音痴を改善するボイストレーニング(ボイトレ)半音と全音④ 半音と全音でしりとり】

2020-10-22

 

 

1、音痴とは…?

・音痴とは、正しい音の高さや正確な音程で歌えないこと、本来歌われるべき音の高さで正確に歌えない状態のことを指しています。

 

 

 

2、音痴の原因

・音痴の原因は、音の高さを聞き分ける能力や音の高さや音程を正確に発声する力が不足しているためです。

 

 

 

3、音痴を改善する方法

・音痴を改善するには、音の高さを聞き分ける能力と音の高さや音程を正確に発声する力を鍛えましょう。

 

 

②音の高さや音程を正確に発声する力

・練習を繰り返す(積み重ねる)ことで、以下のような効果が期待できます。

❶音の高さをイメージする力や音の高さを調節する力が付くと、自然と音の高さが合うようになったり、合わせやすくなったりします。

❷音と音との距離感(音程)がイメージできようになると、歌いながら次の音を予測することができるようになります。そして、実際に音程のとり方が分かるようになると、今まで外していたり、取りづらかったりした音程が短時間でとれるようになります。

❸さらに、正確に音程をとる力がつくと、難しい音程でも気持ち良く音をとって歌えるようになります。

 

 

音の高さを聞き分ける能力をチェック!

A. 音の高さを聞き分ける能力を養う練習

・基準となる音や音程を聞き、その音と同じ高さや音程で声を出そうとした時に、自分が出している声の高さが基準となる音や音程と同じ高さや音程で出せているのか、または、出せていないのかが分からない場合には、【音痴を改善するボイストレーニング(ボイトレ)音感を養う1 音の高低を聴き分ける】で音の高さを聞き分ける練習、同じ高さで音が出ていることを感じる練習などに取り組み、【音痴を改善するボイストレーニング(ボイトレ)音感を養う1-2 音の高低を出し分ける】で同じ高さの音を出す練習、メロディをドレミファソラシで歌う練習などに取り組み、音の高さを聞き分ける能力を養いましょう。

 

B. 音の高さや音程を正確に発声する力を鍛える練習

・基準となる音や音程を聞き、その音と同じ高さや音程で声を出そうとした時に、自分が出している声の高さが基準となる音や音程と同じ高さや音程で出せているのか、出せていないのかがはっきりと分かる場合、または、音の高さを聞き分ける能力を養い、それらがはっきりと分かるようになったら、音の高さや音程を正確に発声する力を鍛える練習に取り組みましょう。

 

 

 

♣ 練習のための準備

録音・録画

・普段、私たちは空気を伝わる音と骨を伝わる音がまじったものを自分の声として聞いていますが、録音して聞く声には骨を伝わる音が含まれていないため、録音した自分の声を聞くとまるで別人のように感じるものです。これは、空気と骨では音の伝わり方(通りやすさ)が異なり、骨のほうが低い周波数を響かせるためです。この2つの音が完全に一致することはありませんが、録音した声を聞くと自分では気付かない点を知ることができるため、練習するときは自分の声を録音したり、歌っている姿を動画で撮影したりして毎回確かめてみるとよいでしょう。

 

ピアノで音を確かめる

・自分の歌った音の高さや音程が正しかったのか、また、どの音がどれだけ低かったのか、高かったのかをピアノやキーボードなどを使ってしっかりと確かめながら、正しい音の高さや音程を覚えましょう。

 

 

 

♦予備知識①

音の高さとは…?

・音の高さは『音高』ともいい、英語で『ピッチ(pitch)』といいます。その音だけにつけられた変化しない名前の「音名」や、音階の中で基調(キー)の音からから何番目の音なのかによって、調(キー)が変わると同じように呼び方が変わる「階名」や、1秒間に空気が何回振動するかの「周波数(単位はヘルツ/Hz)」などで表されます。

 

フラットしている?/ピッチが低いとは…?

・本来の音の高さよりやや低い(低く出た)状態のことを指して「フラットしている」や「ピッチが低い」と表現することがあります。一つの音のことを指して言う場合も、部分的に指して言う場合も、全体的に指して言う場合もあります。

 

シャープしているとは…?

・本来の音の高さよりやや高い(高く出た)状態のことを指して「シャープしている」と表現することがあります。一つの音のことを指して言う場合も、部分的に指して言う場合も、全体的に指して言う場合もあります。

 

 

 

◇予備知識②

・半音については【音痴を改善するボイストレーニング(ボイトレ)半音】、全音については【音痴を改善するボイストレーニング(ボイトレ)全音】で確認してみましょう。

 

 

 

4、半音と全音の練習

・ある音から半音、または全音上の音に上がったり、下の音に下がったりする練習をして半音と全音をしっかり覚えましょう。

 

 

♥半音と全音でしりとり

・半音と全音の音のかたちをしりとりのようにして歌い、半音と全音の練習をしてみましょう。「ド シ ラ」と言ったら、次は、その最後の音「ラ」を始まりとする音のかたちで、「ラ シ ド」などと歌います。音のかたちのはじめが同じ音で始まるもの、音のかたちの最後に来る音が同じ音で終わるものなどを使ってしりとりをして歌います。繰り返し練習を行うことによって、いろいろな音のかたち(パターン)を覚えることができて、音の高さや音程を正確に発声する力を鍛えるのにはとても有効な練習です。

 

 

♡「半音と全音しりとり」のルール

「半音1個」と「全音1個」の組み合わせ

・ある音から半音(1個)、または全音(1個)上の音に移動したり、下の音に移動したりする「半音1個」と「全音1個」のいろいろな組み合わせで歌います。

 

1. 音の種類は3つ

【例】   ド  」(シ,ド,の3種),「 ファ  ファ 」(ミ,ファ,ソの3種)など。×   」(ラ,シ,ド,レの4種),「    (シ,ド,ラ,の4種)、「   ファ 」(ド,レ,ミ,ファ,ソの5種)など。

 

2. 一連の音のかたちの合計は3~5音

【例】「シ ド レ」(合計3音)、「シ ド レ ド」(合計4音)、「シ ド レ ド シ」(合計5音)など。×「シ ド」,「ド レ」(合計2音)、「シ ド レ ド シ ド」(合計6音)など。

 

3. 同じ音を連続させない

【例】  レ 」、「    」など。×シ シ ド レ」(の音が連続)、「シ ド レ レ ド」(の音が連続)、「シ ド レ ド ド」(の音が連続)など。

 

4. 同じ音は3回まで

【例】「ド シ ラ」(ド,シ,ラ各音1回)、「ド  ラ 」(の音が2回)、「 レ  シ 」(の音が3回)など。※自分の目的などに合わせて、同じ音を連続したり、合計の音の数を増やしたりするなど、自分なりにアレンジして練習しても構いません

 

5. 指定された音ではじめる、または終わる

【例】最初の音を『ド』ではじめる、または最後の音を『ド』終わる。」→「

・『の音で始まって、「」の音で終わった(「」)ので、その次に、「」の音で始まって『』の音で終わるかたち(「」)を持ってきました。

 

6. 前の音のかたちの最後の音と同じ高さの音からはじめる

 【例】「ド シ 」→「 シ ド」

・最初の音のかたちが」の音で終わった(「」)ので、その次に、「」の音で始まる音のかたち「 シ ド」を持ってきました。

 

7. 前に使った音のかたちを使わない

・前に使った音のかたちを使わずに、最後まですべて違う音のかたち歌います

【例】」→「」→「ド シ ラ シ」→「シ ラ シ ド」→「ド レ ド シ」→「シ ド レ ド」→「ド シ ド レ」→「レ ド シ ド」→「ド シ ラ シ ド」→「ド レ ド シ ド」→「ド シ ド レ ド」→「ド シ ラ シ ラ」→「ラ シ ラ シ ド」→「ド シ ド シ ラ」→「ラ シ ド シ ド」

・「」の音で始まって、「」の音で終わった『 』の次に、「ラ」の音で始まって「ド」の音で終わるかたち「ラ シ ド」を持ってきました。そして、「の音で終わった(「ラ シ ド」)とに、はじめに歌った『  とは違う、「」の音で始まる音のかたち『 を持ってきました。以降も同じようにしてしりとりを続けていきます。

 

その他

1. 1音目の音の高さ

・自分が出しやすい高さの音を1音目の音にします。※ピアノのドレミファソラシの音と同じ高さで、同じ音の名前で歌っても構いません。

 

2. 歌う言葉

・音の名前で歌いましょう。※母音、子音、ハミングなどの中から、音程が取りやすく、歌いやすい言葉を使って歌っても構いません。

 

3. 次の音のかたちを歌いだすタイミング

・息継ぎをしてから、できるだけタイミングよく次の音のかたちをを歌いだすようにしましょう。

 

4. その他

・慣れてきたら、1音目の音の高さを変えてみたり、言葉の組み合わせを変えてみたり、ゆっくり、または、素早く歌うなど、歌う速さを変えてみたりしながら練習してみましょう。

 

 

 

M. 『ド』の音ではじめる or 終わる(15)

「① シ ラ」→「②ラ シ 」→「③ シ ラ シ」→「④シ ラ シ 」→「⑤ レ ド シ」→「⑥シ ド レ 」→「⑦ シ ド レ」→「⑧レ ド シ 」→「⑨ シ ラ シ 」→「⑩ レ ド シ 」→「⑪ シ ド レ 」→「⑫ シ ラ シ ラ」→「⑬ラ シ ラ シ 」→「⑭ シ ド シ ラ」→「⑮ラ シ ド シ

 

 

N. 『レ』の音ではじめる or 終わる(18)

「① ド シ」→「②シ ド 」→「③ ミ ファ」→「④ファ ミ 」→「⑤ ミ ファ ミ」→「⑥ミ ファ ミ 」→「⑦ ド シ ド」→「⑧ド シ ド 」→「⑨ ミ ファ ミ 」→「⑩ ド シ ド 」→「⑪ ド レ ド シ」→「⑫シ ド レ ド 」→「⑬ ド シ ド シ」→「⑭シ ド シ ド 」→「⑮ ミ レ ミ ファ」→「⑯ファ ミ レ ミ」→「⑰ ミ ファ ミ ファ」→「⑱ファ ミ ファ ミ

 

 

O. 『ミ』の音ではじめる or 終わる(15)

「① ファ ソ」→「②ソ ファ 」→「③ ファ ソ ファ」→「④ファ ソ ファ 」→「⑤ ファ ミ レ」→「⑥レ ミ ファ 」→「⑦ レ ミ ファ」→「⑧ファ ミ レ 」→「⑨ ファ ソ ファ 」→「⑩ ファ ミ レ 」→「⑪ レ ミ ファ 」→「⑫ ファ ソ ファ ソ」→「⑬ソ ファ ソ ファ 」→「⑭ ファ ミ ファ ソ」→「⑮ソ ファ ミ ファ

 

 

P. 『ファ』の音ではじめる or 終わる(15)

「①ファ ミ レ」→「②レ ミ ファ」→「③ファ ミ レ ミ」→「④ミ レ ミ ファ」→「⑤ファ ソ ファ ミ」→「⑥ミ ファ ソ ファ」→「⑦ファ ミ ファ ソ」→「⑧ソ ファ ミ ファ」→「⑨ファ ミ レ ミ ファ」→「⑩ファ ソ ファ ミ ファ」→「⑪ファ ミ ファ ソ ファ」→「⑫ファ ミ レ ミ レ」→「⑬レ ミ レ ミ ファ」→「⑭ファ ミ ファ ミ レ」→「⑮レ ミ ファ ミ ファ

 

 

Q. 『ソ』の音ではじめる or 終わる(9)

「① ファ ミ」→「②ミ ファ 」→「③ ファ ミ ファ」→「④ファ ミ ファ 」→「⑤ ファ ミ ファ 」→「⑥ ファ ソ ファ ミ」→「⑦ミ ファ ソ ファ 」→「⑧ ファ ミ ファ ミ」→「⑨ミ ファ ミ ファ

 

 

R. 『ラ』の音ではじめる or 終わる(9)

「① シ ド」→「②ド シ 」→「③ シ ド シ」→「④シ ド シ」→「⑤ シ ド シ」→「⑥ シ ド シ ド」→「⑦ド シ ド シ 」→「⑧ シ ラ シ ド」→「⑨ド シ ラ シ

 

 

S. 『シ』の音ではじめる or 終わる(15)

「① ド レ」→「②レ ド 」→「③ ド レ ド」→「④ド レ ド 」→「⑤ ド シ ラ」→「⑥ラ シ ド 」→「⑦ ラ シ ド」→「⑧ド シ ラ 」→「⑨ ド レ ド 」→「⑩ ド シ ラ 」→「⑪ ラ シ ド 」→「⑫ ド レ ド レ」→「⑬レ ド レ ド 」→「⑭ ド シ ド レ」→「⑮レ ド シ ド

 

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