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MAX先生の「選曲について」

2015-05-29

前回書いたのが昨年末だったので、
当分順番なぞ回ってこんだろうと高を括っていたら、割とすぐやってきてしまいました。
さて、書くか。
先日、アイズの受付で久しぶりにあるボーカルの生徒さんと話し込みました。
アイズの晩秋恒例のイベント「ドントラ」の出演申し込みをしたいのだがそれに向けた選曲や作曲が思う様に進んでいない、
というのがその生徒さんの当座の大きな悩みのようで、それに対するアドバイスをさせて頂いたのでした。
「ドントラ(Don’t Trust Over 30!)」というイベントは結構曲者的なイベントです。
通常のアイズライブは基本カラオケで進行して行きますが、ドントラは楽器の講師陣による生演奏で生徒さんのバッキングを受け持つのです。
現在の形式に落ち着いて早7年になりますが、数々の名演・迷演を残して参りました。
いや、迷演といってもさすがにアマチュアのそれ的な大事故には至ってませんが。
単純に演奏上のミスが云々という事とは違う部分で、僕の中で「納得のいく演奏」と「そうでない演奏」とがあるのは、残念ながら事実です。
そこにはやはり、選曲の優劣というものがあるのです。
カラオケでは皆さんそれぞれの好きな曲・得意な曲を好きなように選べば、それで良いのかも知れません。
しかし。
ドントラに限らず、ピアノでもギターでもバンドでも、生演奏を従えて歌う際には、バックメンバー達の事も考えて選曲をしてあげられると、自分の力と演奏陣の力が掛け合わされ、その結果、120%、150%の出来が期待出来るのです。
僕等もプロミュージシャンの端くれです。
講師を務める音楽教室の発表会というシチュエーションで、確かに基本、どんなジャンルの何の曲でも弾きます。
弾いてみせます。
好き嫌いはあっても、それを口に出すのはモラル違反です。
いや、「好き」はむしろ積極的に言うべきか。
ただ、単純な好き嫌いとは別に、どんな演奏家でも「得手不得手」とか「そのジャンルに精通しているか否か」という問題は厳然としてあります。
もちろん、アマチュアプレイヤーよりもその差は小さいレベルの話であり、聴く人によっては分からないのかもしれません。
しかし、その小さな差が演奏の出来を「及第点留まり」にするか「神演奏」にするかを分ける鍵となっているわけです。
ドントラを含め、バンドやユニットの選曲に悩んでいる人は、他のメンバーともっとコミュニケーションを取り、彼らが今までやってきた音楽や現在の音楽的趣味の傾向などを掴んでおくと、プラスαの結果が期待できるのではないでしょうか。
面倒くさい事かもしれません。
でも、生身の人間と一緒に演奏するって、そういうことでしょう?

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