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【歌で使う「こぶし モルデント」についてのボイストレーニング(ボイトレ)テクニック】~こぶし モルデント~

2021-02-01

 

1、モルデントとは…?

・歌の最中に素早くもとの音と1つ下の音を上下させるテクニックです。「」記号の真ん中に縦線が引かれた記号で書き表します。

 

2、モルデントの効果

・モルデントを付けることで歌に彩りを加えます。正しい音程で歌っている最中にもとの音と1つ下の音が素早く上下することで印象的な音になり、さらに感情を込めることができるようになると人に伝わる歌が歌えるようになります。

 

3、モルデントの歌い方

・もとの音と1つ(2度)下の音を素早く上下させます。

♠もとの音からモルデントをはじめる

・モルデントの記号が付けられたもとの音からモルデントを開始します。もとの音を歌った後、その1つ(2度)下の音に下がって、もとの音に戻るという順で音を上下させて歌います。例えば「ひ」という歌詞の音にモルデントが付いている場合、もとの音で「ひ」→1つ下の音で「い」→もとの音で「い」の順で「ひいい」と歌います。

 

♥1つ下の音からモルデントをはじめる

・モルデントの記号が付けられたもとの音の1つ(2度)下の音からモルデントを開始します。もとの音の1つ下の音で歌った後、もとの音に上がって、再びその1つ下の音に下がって、再びもとの音に戻るという順で音を上下させて歌います。例えば「ひ」という歌詞の音にモルデントが付いている場合、1つ下の音で「ひ」→もとの音で「い」→1つ下の音で「い」→もとの音で「い」の順で「ひいいい」と歌います。

 

4、いろいろな呼び方

・モルデント(Mordent)は、下方回音、漣音(れんおん)などとも呼ばれます。これらを表す記号を見て、記号の意味が分かるようにしましょう。

 

5、モルデントを付ける際のポイント

・モルデントを付ける際のポイントを確認してみましょう。

調のとなり合っている1つ下の音を使う

・特に決められていなければ、通常はもとの音とその調のとなり合っている1つ(2度)下の音を歌います。楽譜とピアノやキーボードなどを使って該当する音を確認して、正確な音程で歌えるように練習してみましょう。

 

もとの音とその1つ下の音との間をひと続きになるようにつなぎ合わせて歌う

・もとの音とその1つ下の音との間の音をなめらかに続けて歌います。例えば「も」という歌詞の音にモルデントが付いている場合、「もおお」「もーー」もしくは「もおおお」「もーーー」というようになめらかにつないで歌いましょう。

 

素早く戻る

・もとの音からその1つ下の音に下がったら、すぐにもとの音に戻ります。

 

戻ったあとの音を伸ばす

・下がって戻ったあとの音を伸ばします。

 

戻ったあとの音にアクセントを付ける

・下がって戻ったあとの音にアクセントを付けます。

 

6、モルデントの練習

・無伴奏(伴奏なし)で練習してみたり、メトロノームに合わせて無伴奏で練習してみたり、音源に合わせて練習してみたり、いろいろな方法で練習してモルデントをマスターしましょう。

プロや歌が上手い人のお手本に合わせてモルデントを付けて歌う

・プロや歌が上手い人のモルデントをお手本にして練習してみましょう。

♠まず、手書きの歌詞カードもしくは楽譜を用意して、お手本の歌唱音源をよく聴きながらモルデントの箇所がないかチェックしてみましょう。その際、可能であればモルデントを聴き取りやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。モルデントが確認できた場合、その箇所にモルデントの記号を書いておきます。

♥モルデントを確認できたら、ピアノやキーボードを使ってその音を確認してみましょう。その後音源に合わせて弾いてみましょう。

♦うまくできるようになったら、お手本のモルデントに合わせて歌ってみましょう。この時も可能であればモルデントを付けやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♣うまくできるようになったら再生スピードを速くしていき、モルデントを付ける前後のメロディも含めて歌っている最中にモルデントを付けられるよう、練習してみましょう。

 

メロディ譜にモルデントの記号が書いてある場合

♠メロディ譜によってはモルデントの記号が書いてある場合があります。この場合、まずは楽譜を見ながらお手本の歌唱音源を聴いてモルデントの音を確認してみましょう。その際、可能であれば聴き取りやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♥モルデントを確認できたら、次はピアノやキーボードを使ってその音を確認してみましょう。その後音源に合わせて弾いてみましょう。

♦うまくできるようになったら、お手本のモルデントに合わせて歌ってみましょう。この時も可能であればモルデントを付けやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♣うまくできるようになったら再生スピードを速くしていき、モルデントを付ける前後のメロディも含めて歌っている最中にモルデントを付けられるよう、練習してみましょう。

 

モルデントの記号の下に「#」が付いている場合

・モルデントの記号の下に「#」記号が付いている場合があります。この場合は下がった音を変化させます(1つ下の音に「#」を付ける場合、モルデントの記号の下に「#」記号を付けます)。例えば、ハ長調で「ミ」がもとの音の場合「ミ レ# ミ」もしくは「レ#  ミ  レ#  ミ」と歌います。

 

モルデントの記号ではなく、細かい音符でモルデントの歌い方が書かれている場合

♠モルデントの記号ではなく、細かい音符でモルデントの歌い方が書いてある場合もあります。この場合、楽譜を見ながらお手本の歌唱音源を聴いてその音を確認してみましょう。その際、可能であれば聴き取りやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♥その箇所を確認できたら、次はピアノやキーボードを使ってその音を確認してみましょう。その後音源に合わせて弾いてみましょう。

♦うまくできるようになったら、お手本のモルデントに合わせて歌ってみましょう。この時も可能であればモルデントを付けやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♣うまくできるようになったら再生スピードを速くしていき、モルデントを付ける前後のメロディも含めて歌っている最中にモルデントを付けられるよう、練習してみましょう。

 

メロディ譜にモルデントの記号が書かれていない場合

♠通常、楽譜にモルデントの記号が書いてあることはあまりありません。また、細かい音符でモルデントの歌い方が書かれていない場合もあります。ただし、実際の歌唱を聴いてみるとモルデントを付けているということがあります。この場合、楽譜を見ながらお手本の歌唱音源を聴いてモルデントの箇所を確認してみましょう。その際、可能であればモルデントを聴き取りやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。モルデントが確認できた場合、その箇所にモルデントの記号を書いておきます。

♥モルデントを確認できたら、ピアノやキーボードを使ってその音を確認してみましょう。その後音源に合わせて弾いてみましょう。

♦うまくできるようになったら、お手本のモルデントに合わせて歌ってみましょう。この時も可能であればモルデントを付けやすいスピードに再生スピードを調整してみましょう。

♣うまくできるようになったら再生スピードを速くしていき、モルデントを付ける前後のメロディも含めて歌っている最中にモルデントを付けられるよう、練習してみましょう。

 

7、練習のポイント・注意点

・感情を込めることに集中できるよう、モルデントをしっかりとマスターしましょう。

ゆっくり行う

・モルデントを付けたことが実感でき、正確な音程で行えるスピードで練習しましょう。はじめはゆっくりとしたスピードから始めて、モルデントを付ける感覚を掴んでいきましょう。うまくできるようになったら、徐々にスピードを速くしてみましょう。

 

テンポがゆったりした落ち着いた曲の最中にモルデントを付ける

・ほどよい長さの音がある、テンポ60~90くらいの落ち着いた曲で練習してみましょう。あるいはテンポが速い曲でもテンポを遅くすることでモルデントが付けやすくなる場合もあります。もちろん曲の雰囲気などによってはモルデントが似合わない場合もあると思いますが、いろいろな曲で練習してみましょう。モルデントを付けるのが難しい場合には、キーやテンポを調整しながらモルデントを付けやすい箇所を探してみましょう。

 

軽やかに歌う

・音が重たくなってしまわないよう、リラックスして軽やかに歌い、音に彩りを加えましょう。

 

2つまたは3つの母音で歌う

・歌い方によって2つまたは3つ(子音の母音の部分も含めて考えると3つまたは4つ)の母音で歌います。例えば「た」という歌詞の音にモルデントが付いている場合「たああ」「たーー」もしくは「たあああ」「たーーー」と歌います。「を」という歌詞の場合は「をおお」「をーー」もしくは「をおおお」「をーーー」と歌います。「ん」の場合は「んんん」「んーー」もしくは「んんんん」「んーー」と歌います。

 

もとの音を正確に歌う

・1つ下の音はもとの音を装飾するために付けている音なので、もとの音を正確に歌いましょう。

 

母音をしっかり発声する

・モルデントを付けたことが実感できるよう、母音をしっかりと発声してみましょう。ただし、例えば「も」という歌詞の音にモルデントが付いている場合「も・お・お」「もっ おっ おっ」もしくは「も・お・お・お」「もっ・おっ・おっ・おっ」などと切って歌わないようにしましょう。

 

モルデントが付いている場合と付いていない場合を聴き比べる

・モルデントを付けるか付けないか、付ける場合どこにどのようにして付けるかなど、どう歌うかは歌い手の解釈や表現によって分かれます。例えば、同じ曲でも歌い手によってモルデントの有無から付け方までさまざまです。これらをいろいろと聴き比べて参考にしていきましょう。

 

無意識にモルデントを付けている場合

無意識にモルデントを付けている箇所をチェック

・無意識にモルデントを付けて歌っている場合もあります。一度自分の歌唱を録音もしくは録画して、無意識にモルデントを付けている箇所がないかチェックしてみましょう。もし、無意識にモルデントを付けて歌っている箇所があれば、ピアノやキーボードを使って音を確認してみましょう。

モルデントを付けるか付けないで歌い分けてみる

・無意識にモルデントを付けて歌っている箇所を確認したら、今度はその箇所でモルデントを付けないで歌ってみましょう。もちろん、歌唱力によってどちらが上手く聴こえるか判断が難しい場合もあると思いますが、まずはモルデントを付ける付けないで歌い分けてみましょう。

 

聴いている人の気持ちや曲の雰囲気に合わせて使い分ける

・録音もしくは録画した自分の歌唱をチェックする際は、聴いている人の気持ちになってモルデントの有無、箇所や付け方などを考えてみましょう。曲の雰囲気に合わせていろいろと試しながら練習してみましょう。

 

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