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MAXさんの「楽器の選び方」

2018-10-10

こんばんは。金山校・ベースコースのmaxです。
たまには楽器の講師らしいことを書きましょうか。
レッスンを受けて、上達が進んでいく中で、どうしても「新しい楽器が欲しい!」ということになってきます。
そもそも楽器を始める際に、ある程度のグレードの楽器を買っておけば、そういう事にはならないのかもしれませんが。
やはり中学生や高校生の財力では難しかったり、
大人であっても、まだ本当に続けられるかどうかもわからない趣味の世界のものにどれだけお金をかけられるのか、踏ん切りが付かなかったりして、結局そこそこの安物を選ぶ、
というのがほとんどだと思います。
僕も最初の楽器はそんな感じで安物でした。
ギターやベースの「一生使える楽器」について、具体的な価格を挙げるとすると、
新品の売価にして「20万円から25万円」というのが、一般にボーダーラインとなるのではないかと思います。
ちなみに僕が楽器を始めた30年前は、もう少し安くて、12~18万くらいだったかな。
とにかくそのくらいの価格帯のものを買っておけば、音も良く、どこに持っていっても恥ずかしくないよね、ということになっています。
ただこれは、いわば結婚相手を選ぶにあたっての、「高身長、高収入、高学歴」的な話で。
楽器としての基本的な欠陥さえなければ、結局は弾き手との相性の問題、ということになります。
楽器の値段というのは、木材など材料の値段などよりも、
「どのくらいの熟練度の職人さんが、どのくらい時間をかけて、材料を選び、製作し、検査したか」
ということで大勢が決まります。
安い楽器は高い楽器と比べて、人材と手間をかけてもらえなかった、ということは間違いありません。
しかしそういった楽器であっても、そもそもの設計や素材自体は良いものだったりするのです。
そういう隠れたポテンシャルを持つ楽器を探し出して、少し手を入れてやると大化けすることがあります。
軽自動車でポルシェをぶっちぎってやった、そんな感じ。
安物であっても手放し難い、大切な一本になったりするわけです。
ただそういう事も、何本も楽器を買って、得をしたり損をしたり様々なことを経験して、目が利くようになるわけですが。
ということで、楽器をこれから買いに行くという生徒さんがいれば僕は出来るだけ付き添うようにしています。
僕の経験が役に立てばうれしいですし、僕自身もまた、目利きの勉強になりますしね。
ではでは。

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