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ヴォーカルの悩みQ&A 1

2009-07-06

 

ヴォーカルの悩みQ&A!!!
ヴォーカルって困ったり悩んだりってことが多いよね。
そんな困りごとを一挙に解決!
早速。

Q1.私は音域が狭いんでしょうか。
とくに低い声になると力が抜けたようになり、ぜんぜん響きません。
低い声の響きが良くなるような練習法はありませんか?
 

A1.まず最初に、自分の音域がどれくらいあるのかチェックしてみよう

それから「ドレミファソラシド」を半音ずつ移動して発声練習。

 
●音域が狭いって言う人に「じゃあ実際の自分の音域がどれくらいか
知ってますか」って聞くと、
ほとんどの人が正確なところを知らないことがほとんど。
そこでまずは今の自分の音域を調べてみましょう。

1、鍵盤で音を出しながら、それにそって声を出していきます。
2、そして、その音域のなかでもっともスムーズに、
つまりらくにのびのびと声を出せる1オクターブ(メジャースケール=
長音階でのドレミファソラシド)を探します。
3、この1オクターブを基準にして、下のドを半音ずつ上げて(移動して
)高い方にむかって「ドレミファソラシド」の発声練習。
4、次に、基準の1オクターブの上のドを半音ずつ下げて、今度は低い
方にむかって「ドシラソファミレド」の発声練習をしていきます。

 この訓練は少しずつゆっくりやってください。
半音ずつちゃんと声が出せるようになるまで、毎日練習を積み重ねて
いくことです。
 
 さて、響きのいい低音域についてですが、まずは口をしっかりと開け
ます。そのとき下あごを引っ張りすぎると逆効果なので気をつけてくだ
さい。できるだけ上あごを開きましょう。
のどをリラックスさせて、のどの奥をできるだけ上方向に開くこと。のどの奥にトンネルを作るイメージですね。
下に開こうとするとのどに力が入ってしまいますよ。
あとはブレスをたっぷりとって、鼻の上部や額あたりに響かせるようにイメージして(ハミングのイメージ)発声します。
できるだけ長く(ロングトーンで)キープして響かせる練習をするとだんだん響きがでてきますよ。
 
ではもう一つ。

Q2.地声と裏声を使って歌うとき、裏声になると急に声が小さくなって
しまいます。
どうやったら地声と同じくらいの声量が出るんですか。教えてください

 

A2.裏声(ファルセット)というイメージをはずしましょう。
すべて高音域としてとらえます。高音の発声は上あごの奥の開き方
がポイントです。
腹筋と背筋を意識して声を出そう。

 
●地声とか裏声とかってよく言いますが、
でも、声に最初から区別をつけてしまうと、ちょっとつまづいただけでも
う苦手意識、特別意識が生まれてしまいます。
男性の場合とくにこの意識が強く、抵抗感などから煮詰まるケースが
多いものです。
高くても低くても声は声ですから、ファルセットも低音や中音域と同じ
ように声の高音域(高い音の範囲)だと考えて、ここではあえて「ファル
セット」を「高音」としてみます。

高音域の発声のポイントは上あごの奥の開き方です。
のどの奥をリラックスさせて後頭部の上(ななめ上)方向を意識します

イメージとしては、
上あごを開いてあくびをすると上あごがめいっぱい開く感じがするんだ
けど、ちょうどそのあたりを意識するといいかな。
そこで開いたまま、真上(脳天)に声を集めるようにイメージして、
たっぷりと息を抜き上げるように声を当てていきます。

高音域の声量アップには、のどの開き方とともに姿勢も大事です。
腹筋と同じように背筋も重要なので、背中が丸まっていたり、肩に力
が入って固まっていたりしては思うように高音域の声量はのびません

肩の力を抜いて背筋を伸ばし、腰の後ろあたりの背筋を意識して声を
出しましょう。

あとは中音域からの音のつながりを練習することです。
中音域の後半に入ったら力みすぎずに、鼻(鼻腔)にかけていくような
感じでチェンジしていくと高音域への移行がつながりやすくなるので、
芯のある高音が出やすくなります。
呼吸もしっかりとコントロールしましょう。
 

 

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