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フッキーの「作曲こぼれ話(2)」

2015-08-10

こんにちは!アイズ金山校のフッキーです。
前回は、「音楽の3要素を頭に入れておこう!」をテーマにお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
何事も基本が大事ですね。
しかし、基本を押さえても、いいメロディが出てくるかは、また別のお話になってきます。
そこで今回は、メロディラインを作りやすい音階についてお話ししていきます。
というわけで、本日のテーマは、
「ペンタトニックスケールを活用しよう!」
基本的に作曲するときは、ダイアトニックスケールといって、
ドレミファソラシの7種類の音を用いた音階を使っていきますが、
さらにメロディラインに広がりを持たせたりするために、
ペンタトニックスケールという音階も作曲するときによく使われます。
ペンタトニックスケールとは、「5つの音で構成される音階」です。
ペンタ(PENTA)はギリシャ語で「5」を意味する言葉だそうです。
たとえば、アメリカの国防総省の建物は「ペンタゴン」と呼ばれていますが、
あれって建物の形が正五角形の形をしているんですね。
さて、話を戻してこのペンタトニックスケール、実は音階自体が既に歌ってるんですね。
歌ってるというのは、メロディラインぽく聴こえるということです。
そこでいくつか、代表的なペンタトニックスケールを紹介したいと思います。
●四七抜きこれは、日本人ならぜひ覚えておきたいペンタトニックスケールです!
ドレミファソラシをドから順番に1234567として、4番目と7番目を抜いた、
ドレミソラの5つの音でメロディラインを構成するのが四七抜きです。
もし、ドレミを鳴らせる楽器が傍にあれば、ぜひこの音階を鳴らしてみてください。
すぐに楽器が鳴らせない方は、下の音源を聴いてみてください。http://bit.ly/1N8fx7V
ほら!聴いたことあるでしょ?
順番に四七抜き音階を辿るだけでも、立派なメロディになります。
さらに、並べ替えたりとかすると、どこかグッと来るようなキャッチーなメロディにもなったりもします。
なんかキャッチーなメロディが思い浮かばないという人は、ぜひ、四七抜きを研究してみてください。
もうひとつ、どうがんばっても夏っぽくなってしまう、ペンタトニックスケールを紹介します!
●琉球音階ドレミファソラシの2番目と6番目を抜くと
ドミファソシ
となって、なんとも琉球民謡な雰囲気があふれ出します。
どれだけ並べ替えても、この音階の音を辿る限り、沖縄から離れることができなくなります(笑)
琉球音階は、なかなかフツーのPOPSには使いづらいかもしれませんが、
ドレミファソラシの音階から2音抜いてみるという発想が大事です。
他にもペンタトニックスケールはありますが、ぜひ、自分なりな音の抜き方にチャレンジしてみてください。
さて、最後に四七抜きメロディを使うと、曲がどれだけキャッチーになるかを聴いてもらって、本日の締めとさせていただきます。

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